千駄木は下町情緒たっぷり
千駄木は、下町情緒あふれるエリアとして知られていますが、元来は門前町、(下級)武家町でした。 また、東京大学が近いことから、川端康成、北原白秋、高村光太郎、夏目漱石、森鴎外など多くの文人が居を構えていました。
下町風情があり、治安も良いことから、のんびりと過ごしたい、と言う人には向いているでしょう。 街全体がレトロな雰囲気で、坂も多くあります。 その分、駅から比較的近くても、坂が多いことから結構しんどい、という場合もあるので少し注意が要ります。
商店街や病院、公園もありますが、スーパーは小規模の店しかなく、深夜まで営業している店も少ないので、夜型の人間には少し不便かもしれません。
夜遅くまでバリバリ仕事している、と言う人よりも、そこそこ働き、後はのんびりとプライベートの時間を過ごしたい、と言う人向けのエリアと言えるみたいです。
個人経営のカフェも多く、馴染みのカフェを持つことが出来れば、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。 千駄木駅から南へ5分の根津神社は、つつじがきれいなことで知られています。 千駄木は散歩スポットとしても人気なので休日は結構散歩客が多いのですが、平日は閑散としています。
買い物や、その他の公共施設は?
交通の便で見ると、東京メトロ千代田線の千駄木は北千住や新御茶ノ水に繋がり、都内の中心部まで一本で行くことができます。 隣駅が西日暮里なので山手線や京浜東北線に乗り換えることができ、池袋や新宿へも移動しやすくなっています。
こうしたことから、千駄木は閑静なエリアながら、交通の便も比較的便利で、上野や池袋、新宿へのアクセスに優れています。
千駄木駅周辺には、不忍通り沿いにノムラヤ、谷中商店街にのなかストアーなどのスーパーがあり、他にも少し離れた所にはドラッグストアやコンビニもあるので、普段は買い物に困ることはありません。
駅周辺には三菱東京UFJ銀行や郵便局もあります。 また、千駄木駅の西側には、文京区駒込地区包括支援センターや本郷図書館などがあります。
千駄木は人情あふれる街
千駄木は、都心ながら他のエリアと比べても物価も家賃も安い場合が多いので、一人暮らしには向いているエリアと言えます。
近くに大学も多いことから、一人暮らし向けの住宅も数多くあります。 不忍通りには古本屋や喫茶店がちらほらとあり、古本屋巡りをしながら喫茶店で休憩するのも良いでしょう。
千駄木からは、根津、谷中のほか、上野、湯島、御茶ノ水、東大前、秋葉原など、散歩コースが数多くあるので、時間があるとき、ふらっと外に出て散歩を楽しむこともできます。
千駄木はいろいろと個性的な店が多く、人情味もあふれる街と言われます。 このため、住めば住むほど、その魅力の虜になるかもしれません。 歩いて回るには範囲が広いので、自転車があるとより便利になるみたいです。